荷物として届けられる男の話。25分で1,500円は高いのか
M男モノを探していて一番少ないと感じるのが、筋のある作品です。
行為が並んでいるだけの作品は山ほどある。そうではなく、こういう人物がいて、こういう経緯でこうなった、という説明が先にあるもの。数が少ない理由も分かる。手間がかかるし、そこを求めて買う人ばかりでもないので。
「狂気のキャンバス 倒錯の色彩 The Gift編」。2024年11月配信、25分でマイリスト264。
あらすじが立っている
公式の説明がそのまま物語の書き出しになっています。倒錯的な作品で支持される新鋭芸術家がいて、スランプを煽る手紙が届き、「自分を作品づくりに使ってほしい」と願い出る男が荷物としてアトリエに届けられる、という始まり方。
M男作品の説明文で、状況を人物と動機から書いてあるものは本当に少ない。たいていは行為の羅列になります。ここは明確に違う。
女王様というより芸術家、責めというより制作。そういう置き換えが効いている作品だと読める。
25分という長さの評価
★4.6にレビュー3件。件数が少ないので星は参考程度でいい。レビュー件数の話は今日もう1本書いたので詳しくはそちらに譲りますが、2024年の作品で3件なら普通です。
見るべきは264のほう。2024年以降に配信された作品はうちに2,350本ほどあって、そのうちマイリストが200を超えているのは33本だけです。新しい作品は積み上げの時間で不利になるので、この位置はかなり強い。
通常版もHD版も1,500円。同額なので通常版を選ぶ理由がない。 レンタルの設定はなく買い切りだけです。
25分で1,500円だと分単価60円。分単価の記事で「2円以下」みたいな数字を並べた直後にこれを出すと高く見えるはずで、実際に高い。1時間半の作品が1,500円で買える棚なので、時間で計算する人には勧めません。
サンプルで確かめるのは、台詞と間の作り方です。物語ものは、行為より会話の温度で決まる。ここが芝居がかりすぎて冷めるなら、25分でも長い。逆にこの間合いが好みなら、行為の分量が少ないことは欠点になりません。
向いてない人
- 分単価で選ぶ人。60円は明確に高い側です
- 設定より行為の量を求める人。25分なので手数は多くない
同じ日に出たもう1本と、どっちから入るか
「Delivery person編」という30分の作品が同じ2024年11月15日に配信されていて、こちらは1,500円でマイリスト194、★4.5が2件。
タイトルのとおり配達人側の話です。同じ設定を別の角度から撮ったもので、片方だけ見ても筋は通る。数字だけ見るなら264のThe Gift編から入るのが順当で、気に入ったらもう片方に進む形になります。
このメーカーが出しているのは全部で7本だけ。Vespa Reginaのページに並べてあります。25分から87分まで長さがばらばらで、値段は1,500円から3,000円。
まずやること
サンプルの会話部分だけ見てください。行為のところは飛ばしていい。この作品を買うかどうかは、そこで決まります。
物語ありのM男作品をまとめて探す方法が今のところ無くて、こういうのはメーカー単位で見つけるしかない。カテゴリでは絶対に引っかからないんだよな。
記事中の価格・評価・マイリスト登録数は執筆時点のものです。セール等で変わることがあるので、最新の価格と販売状況は各作品の販売ページで確認してください。

